【コーヒーの品種】Casiopea、 H3

【コーヒーの品種】Casiopea、 H3 Varieties

今回は「F1 hybrid」種の紹介です。

「F1 hybrid」とは簡単に雑種の1世代目という意味合いです。

植物と動物のどちらでも使われる言葉のようですがその意味合いは少し変わっているようです。今回はコーヒーなので植物の方の意味合いを持ちます。

植物の意味合いでは、遺伝的に異なる離れている親の掛け合わせによる新しい種類ということになります。遺伝的に離れている選択を行うことで親の持っている特性を失うことなく子に引き継ぐことができ全体的に向上するということができるようです。なお、動物などでは近い親が選択されることが多いようです。

また、「F1 hybrid」種では親と子ではまるで別物になる可能性があります。親は背の低いタイプであったけれど子は背が低くないといったようなことが起こるわけです。そのため同じ「F1 hybrid」種を増やす際はクローン繁殖という方法がとられるようです。

それでは、今回はそんな「f1 hybrid」種である「casiopea」と「H3」についてみていきましょう。

本記事の内容

  • Casiopea
  • H3

Casiopea

・Casiopea
by https://varieties.worldcoffeeresearch.org/varieties/casiopea
  1. Casiopeaの特徴
  2. Casiopeaの背景
1.Casiopeaの特徴

高い収穫量と高い品質を持っている品種です。

また、背が低く密に植えることができます。密に植えることができ、収穫量も多いため生産性が高いといえます。

しかし、病気への耐性はもっておらず、肥料も平均より多く必要とします。

2.Casiopeaの背景

Caturraとエチオピア在来種(ET41)のハイブリッド種です。

フランスや中米の研究所で品種の遺伝的な多様性を高めるために行われたものです。

・H3

・H3
by https://varieties.worldcoffeeresearch.org/varieties/h3
  1. H3の特徴
  2. H3の背景
1.H3の特徴

上のCasiopeaと類似していますが、品質が良く収穫量の多い品種です。

また、背が低い品種でもあります。casiopeaと比べえるとやや大きくそれほど密には植えることができませんが収穫量的には同程度でしょう。

病気には影響を受けやすい性質です。

2.H3の背景

こちらもCaturraとエチオピア在来種(E531)のハイブリッド種となっています。

casiopeaと同じ機関によって作られました。H3はさび病に対して影響を受けやすかったため、近年では最終選考には含まれなかったようです。しかし、カップ品質がとても高いため、この品種を育てていた品種は植え替えることなく栽培を継続することを選択しているようです。

・まとめ

動物の世界だと血統といわれる部分にあたるのかもしれません。競走馬等におけるサラブレット的な感じなのでしょう。

植物遠い親を選択するということはブルボン、ティピカ系統からひとつともう一つは必然的にカネフォラ種やエチオピア在来種ということになるのではないかと考えられますね。

種的には少なく見えるかもしれませんが実際の掛け合わせの組み合わせはとても多いのだと思います。その中で実際育成に値する品種は数少ないのかもしれませんね。

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