【コーヒーの品種】Catimor129、 Costa Rica95、 T5175

catimor129-costa-rica95-t5175 Varieties

Catimor129やCosta Rica95といったところは聞いたことがある人もいるかもしれませんね。

今回からカティモール品種の紹介になります。

カティモールはティモールハイブリッドとカトゥーラの掛け合わせです。

カトゥーラはブルボンの突然変異種で、ハイブリッドティモールはアラビカ種とカネフォラ種が自然にかけ合わさった品種です。

掛け合わせに使用されるハイブリッドティモールにはいくつか種類があるため、その分カティモールの品種もあります。

ハイブリッドティモールが掛け合わせに使用される理由は病気への耐性を持っているためです。しかし、ハイブリッドティモールはあまり品質が良くありませんでした。

そこで、もう片方の掛け合わせがカトゥーラになりました。品質面で良くなるようにとコーヒーがコンパクトになるようにです。

カティモール品種はほとんどのものが病気に強いため、現在古くからのコーヒーノキに入れ替えて導入している農園がよく見られるようです。

それでは、今回の品種を見ていきましょう。

本記事の内容

  • Catimor129
  • Costa Rica 95
  • T5175

・Catimor129

・Catimor129
by https://varieties.worldcoffeeresearch.org/varieties/catimor-129
  1. Catimor129の特徴
  2. Catimor129の背景
1.Catimor129の特徴

とても収穫量が高いのが特徴です。

コーヒーノキは背が低く、密に植えることができるため生産性の高い品種ですが、しっかりと管理を行わないと収穫量が落ちてしまいます。

さび病、カビ病の両方に耐性をもっています。

2.Catimor129の背景

カトゥーラとハイブリッドティモール1343を掛け合わせた品種で、マラウイ、ザンビア、ジンバブエでよく見られます。

これらの国にはケニアを経由して導入されました。

これらの国ではコーヒーを栽培してはいますが、病気の影響に耐えられず廃業してしますケースが見られます。また、廃業せずともコーヒーを栽培を維持するために多くの農薬が必用になったりしています。

コーヒー産業を支援する外部機関ではこれらの国が現在育てている品種をこのCatimorに入れ替えるよう勧められています。Catimor系統がいくつか導入されているようですが、カビ病に加え、さび病についてもしっかりと耐性を持っているのはCatimor129だけのようです。

Costa Rica 95

・Costa Rica 95
by https://varieties.worldcoffeeresearch.org/varieties/costa-rica-95
  1. Costa Rica 95の特徴
  2. Costa Rica 95の背景
1.Costa Rica 95の特徴

とても収穫量が高く、温暖な地域の酸性土壌やアルミニウムが多く含まれる土壌に適応する特徴を持っています。

コーヒーノキの背は低く、たくさん植えることが可能ですが、品質があまりよくありません。

また、Catimor種でありますが病気の影響を受けやすいです。

2.Costa Rica 95の背景

Costa Rica95はカトゥーラとハイブリッドティモール832/1の掛け合わせです。

名前の通りコスタリカや中米で栽培されています。

T5175

・T5175
https://varieties.worldcoffeeresearch.org/varieties/t5175
  1. T5175の特徴
  2. T5175の背景
1.T5175の特徴

高い収穫量と、低地での栽培に適しています。

コーヒーノキの背は低いです。

さび病に対しては対生を持っていますが、品質はあまりよくなく、栽培には多くの肥料を必要とします。

2.T5175の背景

カトゥーラとハイブリッドティモール832/1の掛け合わせです。

この種はあまり性質が均一ではないことや、受粉が難しいため、正式にリリースされていない品種です。

・まとめ

Costa Rica95とT5175は掛け合わせが一緒ですね。遺伝の法則からもわかりますが、研究所でも性質の異なるものができるのですね。

また、植物には酸性の土壌を好むものや中性の土壌を好むものがありますが、酸性の土壌を好むものは珍しいですね。

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