【グレード】コーヒー豆の区分やグレード情報

階段 Beans
珈琲勉強人
珈琲勉強人

「スペシャリティーコーヒーやプレミアムコーヒーって見たり聞いたりするけどなんか違いあるのかな?どんな基準なんだろう?」

コーヒー豆を買いに行ったりしたときにこんなこと思ったことないでしょうか。

こちらではコーヒーのグレードや区分についてまとめました。

本記事の内容

  • コーヒー分類【区分編】
  • コーヒー分類【グレード編】

コーヒー分類【区分編】

コーヒー区分図

上の4区分ぐらいに大きく分けられます。

それぞれを見ていきましょう。

スペシャルティコーヒー

SCAJ(Specialty Coffee Association of Japan 日本スペシャルティコーヒー協会)の定めるところを参考にすると

「栽培から抽出までの各工程で品質管理が徹底的になされ、印象的な風味を持つ美味しいコーヒー」

のことです。

また、その判定・評価は大きく以下の7つのようになっています。

  1. カップクオリティのきれいさ
  2. 甘さ
  3. 酸味の特徴評価
  4. 口に含んだ質感
  5. 風味特性・風味のプロフィール
  6. 後味の印象度
  7. バランス

それぞれについて詳しくみると

1.カップクオリティのきれいさ

風味に「汚れ」「欠点」がなく、栽培地の特性がはっきりと表現されているかを評価。

2.甘さ

絶対的な糖分の量ではなく、収穫された時点での熟度及び熟度の均一さに起因する甘さを評価。

3.酸味の特徴評価

酸の強さではなく、明るいさわやかな繊細な酸味がどれほどであるかを評価。

4.口に含んだ質感

コーヒーにより伝えられる感覚・触覚を量感と質感と区別し評価。

5.風味特性・風味のプロフィール

一般ではなく栽培地の特性が純粋に表現できているか評価。スペシャルティコーヒーとその他一般的なコーヒーを区別する最も重要な項目。

6.後味の印象度

コーヒーを飲みこんだ後、「口に残るコーヒー感」を評価。

7.バランス

コーヒーの調和がとれているかを評価。

となっています。

コーヒーを生産する側で定められた区分ではなく、実際に抽出したコーヒーの風味をもとに基準が設けられているのが特徴です。

以上の評価をもとにカッピングテストを行い80点以上(100点満点中)だとスペシャルティコーヒーとなります。

加えて、サステナビリティトレーサビリティもスペシャルティコーヒーの要件となっています。

サステナビリティ

「持続可能性」のこと。コーヒー豆の農家が安心して生活し、栽培を続けていくうえで適正な価格で取引を行える環境が重要である。

トレーサビリティ

「追跡可能性」のこと。コーヒー豆の産地や農園からの流通経路の履歴や、生産方法などが明確であることが重要である。

プレミアムコーヒー

スペシャルティコーヒーと同様なぐらい高品質な豆です。

カッピング評価でスペシャルティコーヒーほどではないが76点以上(100点満点中)だとプレミアムコーヒーとなります。

コマーシャルコーヒー

「コモディティコーヒー」とも言われています。

一般的に流通しているコーヒーです。産地規格で流通します。

産地規格によりますので品質も幅が広いです。

ローグレードコーヒー

コーヒーの生産地で消費される豆や缶コーヒー、インスタントコーヒーなどに用いられることが多いです。

コーヒー分類【グレード編】

こちらで紹介する分類は生産国によるグレーディング(等級付け)です。

グレーディングには主に3つほどあります。

各生産地により採用されるグレーディングが異なり、1つの地域もあれば2つ組み合わせてグレーディングする地域もあります。

こちらがその3項目です。

  1. 産地の標高
  2. スクリーン(豆のサイズ)
  3. 欠点豆の数

順に見ていきましょう。

1.産地の標高

昼夜の寒暖差が大きい高地で栽培されるコーヒーは品質がよくなる条件が整っています。そのため標高が高くなるほどグレードが高くなります。

2.スクリーン

スクリーンはコーヒー豆の大きさの単位であり、1スクリーンは1/64インチ(約0.4mm)とされています。大きいほどグレード高くなります。

3.欠点豆の数

異物や欠点豆の個数どれだけ混入しているかという指標です。異物の種類や大きさ、欠点豆の数によって加点されるので点数の少ないほうがグレードが高くなります。

次に実際どのようにこれらの基準が使われいるか見てみましょう。

産地のグレード

グアテマラ国旗
グアテマラ
グレード表記標高
ストリクトリー・ハード・ビーン(SHB)1400m以上
ハード・ビーン(HB)1200~1400m
セミ・ハード・ビーン(SH)1100~1200m
エクストラ・プライム・ウォッシュド(EPW)900~1100m
プライム・ウォッシュド(PW)750~900m
エクストラ・グッド・ウォッシュド(EGW)600~750m
グッド・ウォッシュド(GW)600m以下
エルサルバドル
グレード標高
ストリクトリー・ハイ・グロウン(SHG)1200m以上
ハイ・グロウン(HG)900~1200m
セントラル・スタンダード(CS)450~900m
メキシコ国旗
メキシコ
グレード標高
ストリクトリー・ハイ・グロウン(SHG)1700m以上
ハイ・グロウン(HG)1000~1600m
プライム・ウォッシュド(PW)700~1000m

スクリーンによるグレード

ケニア
グレードスクリーン
AA17~18(6.8mm~7.2mm)
AB15~17未満(6.0~6.8mm未満)
C15未満(6.0mm未満)
E非常に大きい豆
TTCより小さい豆
T最小・最細のもの 
欠点豆込
コロンビア国旗
コロンビア
グレードスクリーン
プレミアム18(7.2mm)
スプレモ17(6.8mm)
エクストラ16(6.4,mm)
ヨーロッパ15(6.0mm)
UGQ12~14(4.8~5.6mm)
マラゴジッペ17(6.8mm)
ピーベリー12以上(4.8mm以上)

欠点豆の数によるグレード

(生豆300gを検査中の異物欠点豆の数)

混入物個数欠点数
石や木片(大)1個5点
石や木片(小)1個1点
割れ欠け豆5個1点
虫食い豆2~3個1点
エチオピア
グレード欠点数
G10~3点
G24~12点
G313~27点
G428~45点
G546~90点

以上のようになってます。

上で取り上げたもの一例でありそれぞれの産地でそれぞれのグレーティングがあります。

・まとめ

コーヒー豆など購入する際に産地の後にグレート名が付属することもありますので 気にしてみてみましょう。

そのほかにもスペシャルティコーヒーやプレミアムコーヒーには上のグレード名に加えて農園名や豆の処理方式などもつけられている場合があります。

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