【COEとはなんぞや】コーヒーの品評会

環境サイクル Beans

「COE」とは何かご存じですか?

コーヒー豆を買おうとネットなどで探しているとよく目にかかるワードだと思います。

COE」とは「カップ・オブ・エクセレンス(Cup of Excellence)」の略です。

その年に収穫されたコーヒーの国際品評会です。

ではCOEがどのようにして行われているのか、何のためにやっているかなどもう少し掘り下げてみていきましょう。

本記事の内容

  • COE」の流れ
  • COE」の目的

COE」の流れではコーヒー豆が農園から出品されてオークションにかけられるまでを見ていきます。

「COE」の目的ではどのように始まったのかということやその背景を見ていきます。

「COE」の流れ

「COE」の流れは大きく4工程に分かれます。

  1. 国内審査
  2. 出品
  3. 国際審査
  4. オークション
1.国内審査

COEに出品するためには国内の審査でその国のスペシャルティコーヒーの基準を満たしている必要があります。

味や印象度、生産国らしさ、生産履歴等のスペシャルティコーヒーの基準を満たしたコーヒーの中からさらに上位の出来の良いものが出品されます。

2.出品

国内審査を通過した豆は、農園単位で出品されます。

また、農園内でも生産処理方法などが異なると別のロットとして出品されます。

3.国際審査

国際審査員により審査項目を審査し、100点86点以上のものが入賞となります。

国際審査員の選定・・・

多数の国々と開催国からコーヒーに深く精通した味覚審査のエキスパートが24人選出される。

審査項目とは・・・

フレグランス・アロマ・フレーバー・酸味・甘味・質感・バランス・クリーンカップ・アフターテイストなどの10項目を審査していく。

4.オークション

COEに入賞した豆はオークションにかけられ世界中のバイヤーによって落札されます。

バイヤーたちは事前に審査結果とサンプル豆をカッピングし入札する銘柄を決めます。

また、入賞した豆を販売する際には「COE入賞」や「COE〇位」などの文言とともに、その年のCOEのロゴなどを使用することができます。

「COE」の目的

「COE」はどのようにして作られたのでしょう。

コーヒーはもともと生産コストを下回るような価格で多く取引されていました。(今も利益の出ない価格で買いたたかれていることがあります。)それでは、農家の方は利益が取れず生活することもできなくなります。その結果、離農する人や手間のかからない品質の良くないコーヒーが生産されてしまいます。

そのような事態を改善、予防すべく国際機関が適正価格での取引を促すために実施されました。

一番最初の開催はブラジルで行われましたが、数多くの農園が参加し、いまでは10か国以上で「 COE 」が開催されています。

「COE」で入賞することや上位に入ることができれば、過去の取引額よりもはるかに高い金額で落札されるため生産者側もより高品質のコーヒーを作ろうとします。

消費者もよりおいしいいコーヒーが味わうことができます。

このようなよい循環を生むことが「COE」の目的といえるでしょう。

これらを継続していく上で重要な観点がトレーサビリティサステナビリティです。

こちらで用語解説してあります。

また、これらいい循環の「」の面に対比して、「COE」で入賞していない豆や、スペシャルティコーヒーでないような豆はいまだに買いたたかれているような「」の面も存在します。

・まとめ

「COE」についてどのようなものか理解できたのではないでしょうか。

「COE」の受賞豆は通販やコーヒーショップ、カフェなどいろいろなところに出回ります。

国ごとで輸入される時期が異なります。

その年の受賞豆のコーヒーを味わいたいものですね。

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