【コーヒーの品種】CATURRA、PACAS、SL28

【コーヒーの品種】CATURRA、PACAS、SL28 Varieties

この記事ではカトゥーラ、パカス、SL28を紹介していきます。

カトゥーラ、パカス、SL28のどれも比較的名前が知られている品種なのではないでしょうか。

その中でもカトゥーラはよく見かけるように思います。

それでは、これら3種類についてみてきましょう。

本記事の内容

  • CATURRA(カトゥーラ)
  • PACAS(パカス)
  • SL28

CATURRA(カトゥーラ)

caturra
by https://varieties.worldcoffeeresearch.org/varieties/caturra

通販でコーヒー豆を探しているときよく見る気がします。

コロンビアやコスタリカでよくみられる品種ですね。

  1. CATURRA(カトゥーラ)の特徴
  2. CATURRA(カトゥーラ)の背景
1.CATURRA(カトゥーラ)の特徴

カトゥーラの豆の大きさ、品質では平均的です。

樹自体での収穫量はとりわけ多いわけではありませんが、木の背が低く、植樹密度を上げることができるため総合的にみると収穫量は多くなります。

病体性は高くなく、特にさび病に弱いです。

2.CATURRA(カトゥーラ)の背景

カトゥーラはブラジルで発見されたブルボン種の突然変異種です。

上記で挙げたようにカトゥーラは樹の背が低いです。これは、単一遺伝子変異によって小さくしか成長しないようになったものです。また、カトゥーラは枝が密であるという特性から、同じスペースでより多く生産できるためコーヒーの栽培でカトゥーラが選ばれるようになりました。

急速に発展したわけではありませんが、ブラジルからグアテマラに伝わり、そこからコスタリカ、ホンジュラス、パナマと広がっていったようです。そのため、現在でも南米や中米ではよく見られる品種です。

また、カトゥーラの小さな特性は非常に有用ですが上でも挙げたようにさび病に非常に弱いという面がネックでした。そこで、さび病への耐性を持つ植物とのかけ合わせが行われるようになり、現在では「カティモール」品種が生まれています。

・PACAS(パカス)

pacas

パカスも聞くことの多い品種ですね。

パカスも比較的中南米が多いイメージです。

  1. PACAS(パカス)の特徴
  2. PACAS(パカス)の背景
1.PACAS(パカス)の特徴

パカスの特徴はカトゥーラとよく似ています。豆の大きさは大きく、品質は平均的です。

樹の背が低く、多く植えることができるため生産性の高い品種といえます。

また、病体性についてもカトゥーラと似ていて影響を受けやすく、さび病には特に弱いです。

2.PACAS(パカス)の背景

パカスもブルボンの突然変異種です。

上を見てわかる通り「Caturra」に似ているほか「Villa Sarchi」にも似ていて、単一遺伝子変異によって背のが高くないタイプのコーヒーノキです。

パカスはエルサルバドルで発見され、広まり、現在でもエルサルバドルで多く生産されています。エルサルバドルの他にはホンジュラスで栽培されています。

・SL28

・SL28
by https://varieties.worldcoffeeresearch.org/varieties/sl28

SL28はSL34などと共に比較的聞かれる品種ですね。

アフリカのコーヒーを買う際に見られる印象です。

  1. SL28の特徴
  2. SL28の背景

1.SL28の特徴

SL28は品質、収穫量共にとても優れています

また、栽培の適正高度もとても高いわけではなく、干ばつへの耐性もあり、肥料もあまり必要としません。

しかし、病気に弱く、影響を受けやすい特性を持っています。

2.SL28の背景

SL28はケニアを端にアフリカの他の地域に広がり、アフリカではよく知られています。

また、中南米でも導入しているところがあるようです。病気への耐性はあまり持ち合わせていませんが、品質が良く収穫量も多い上にとても長いこと生産が可能な品種であることが導入される決めてになっているのかもしれません。

ケニアのSL28が60年~80年前に植えられているのにも関わらずいまだに生産的であるぐらい長く生産が可能なようです。

SL28の名前の由来ですが、SLについてはスコット研究所(Scott Laboratories)で樹の選抜が行われたことが由来しています。また、28については様々な起源の42本の樹のうちの一つということで28とつけられています。

SL28は近年の研究でブルボン由来であることが判明しているようです。

・まとめ

コーヒーの生豆の状態で品種を言われてもそれぞれの違いはわずかかもしれませんが、コーヒーノキの状態だとだいぶ印象が異なるのではないでしょうか。

参考・・・https://varieties.worldcoffeeresearch.org/varieties/

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