【コーヒーの品種】Marsellesa、Obata Rojo、T5296

【コーヒーの品種】Marsellesa、Obata Rojo、T5296 Varieties

今回からサチモール種の紹介になります。

カティモールはハイブリッドティモールとカトゥーラの掛け合わせでした。

それではサチモールは何でしょうか。

サチモールはハイブリッドティモールとVilla Sarchiの掛け合わせです。

サチモールの歴史は以下の用です。

Centro deInvestigaçãodas Ferrugens do Cafeeiro of Portugal(CIFC)という施設がティモール島から送られてきた種子の中でよりさび病に強い品種を選別しました。しかし、その品種をよりコンパクトにし、密に植えることができるようにしたい考えたのです。

そこで、コンパクトさび病に強いVilla Sarchiと呼ばれる品種が選ばれました。

これら二種の交配種はサチモールと呼ばれるようになりました。

この最初の品種はコスタリカの研究施設に送られ、T5296という名前が付けられました。

そこからT5296は世界各国に送られ選別が行われます。

ホンジュラスでは「Parainema」、エルサルバドルでは「Cuscatleco」、プエルトリコでは「Limani」、ブラジルでは「Obata」「Tupi」「IAPAR 59」と数多くの選別されています。

サチモールとは特定の品種を表しているように思いがちですが、上記を見てわかるように品種グループを指しています。

それでは今回の3種類を見ていきましょう。

本記事の内容

  • Marsellesa
  • Obata Rojo
  • T5296

Marsellesa

・Marsellesa
by https://varieties.worldcoffeeresearch.org/varieties/marsellesa
  1. Marsellesaの特徴
  2. Marsellesaの背景
1.Marsellesaの特徴

酸味が強く感じられるのが特徴的な種です。

中高度の標高に適応し、良好な品質を作り出します。

また、さび病への耐性を持っており、コーヒーノキの背は低く、収穫量が多いため生産性が高いです。

2.Marsellesaの背景

ハイブリッドティモール832/2とVilla Sarchi CIFC 971/10 の掛け合わせです。

Obata Rojo

・Obata Rojo
by https://varieties.worldcoffeeresearch.org/varieties/obata-rojo
  1. Obata Rojoの特徴
  2. Obata Rojoの背景
1.Obata Rojoの特徴

コーヒーノキの背は低く、収穫量が多いのが特徴的です。

さび病に耐性があり、密に植えることができるため生産性の高い品種です。

品質は良好です。

2.Obata Rojoの背景

ハイブリッドティモール832/2とVilla Sarchi CIFC 971/10 の掛け合わせです。

冒頭でも紹介したようにブラジルで開発された品種です。現在はコスタリカに導入が行われているようです。

T5296

・T5296
  1. T5296の特徴
  2. T5296の背景
1.T5296の特徴

さび病、カビ病の両方に耐性を持っているのが特徴です。

コーヒーノキの背は低いですが、収穫量はそこまで多くありません。

2.T5296の背景

冒頭でも紹介したようにハイブリッドティモール832/2とVilla Sarchi の掛け合わせです。

F1ハイブリッド品種ではこのT5296とエチオピア原種で交配が行われているものが多くあります。

このT5296自体は安定している種ではないため、種子などによる世代間で特性が確実に引き継がれません。

・まとめ

カティモールと似たような背景をサチモールも持っていますね。

もととなる品種が各地で選別されてカティモールグループやサチモールグループといったグループを形成しています。

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